とある室長のブログ
地域の進学事情にいちばん詳しいのは、誰だろう? 学校の先生? 教育委員会?
このページでは、とある学習塾の室長が、静岡県内の進学や受験について思うがままに綴ります。
習い事の費用対効果
2025/9/5
こんにちは!とある室長です。
子供が何かを習いたいと言い出したら、親としてはできるだけ何でもやらせてあげたいものですよね。でも、習い事を増やせば毎月の固定費が上がり、家計が圧迫されるので、無限にやらせてあげることは難しいです。お金をかけて習わせるこどもの習い事だからこそ「費用対効果」という観点から、家計とのバランスを上手にとっていきたいものですよね。
習い事費用の目安は?
まず、子供1人にかかる、養育費を含めた教育費は「3000万円」と言われています。そして、家計の最適化から考えると、習い事の費用は収入の5%までに抑えるというのが目安と言われています。兄弟が多くても、家計全体の5%を子供の人数で割ることになるので、子供1人あたりに掛けられる習い事の予算金額の目安は、各家庭の事情が大きいところです。

習い事人気ランキングは?

出典:『ケイコとマナブ』2024年 子どもの習い事ランキング
スポーツでは水泳、学習では英語(英会話)が人気となっています。子どものやりたいと思う習い事をさせたいという考えは第一だと思います。ですが、限られた時間・費用の中ではそれ以外の考えを持つことも間違いではないと思います。ここからは、筆者の個人的な考えとなりますが、、、
<将来的に直接的に役立つことを優先することも大切>
・スポーツであれば、プロ化されていて給料が安定しているもの。(国内では野球・サッカなど)
・学習面では英語や先取り教育。
例えば、インドではクリケットが国民的スポーツで、トップ選手の年俸は数億円となります。また、数学(ゼロの概念、三角法など)のレベルも高く、どちらも優先的に習わせていると言われております。
他にもアメリカではハイレベルな高校、大学の数が多いこと、多くのスポーツで高収入を狙える規模感もあり様々な人が様々な場所で様々なことにチャレンジしやすい風潮があります。
最後に、どのような選択をされても間違い・失敗ではありません。大切なことは親とこどもがしっかりと意思の疎通を図り、一緒の方向を向いていくことだと考えます。
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