とある室長のブログ

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このページでは、とある学習塾の室長が、静岡県内の進学や受験について思うがままに綴ります。

静岡県私立中学校入試一覧を「東部校だけ」で読み解く

2026/8/27

こんにちは!とある室長です。本日は中学受験について「東部校」に絞って述べていきます。

先日、令和9年度(2027年度)の静岡県私立中学校「生徒募集一覧」が公表されました。

県内全体では学校数も入試方式も多く、一覧表を見ただけでは「結局、静岡県東部ではどの学校をどう比べればいいの?」と迷うご家庭も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、静岡県東部の4校――不二聖心女子学院・日本大学三島・加藤学園暁秀・星陵――に絞って、令和9年度入試のポイントを読み解いていきます。

東部地区の私立中学は4校です

4校だけを比べても、募集定員は60人から120人まで幅があり、入試日も試験内容もかなり違います。

まず押さえたい共通点は「1月9日」

東部4校は、いずれも2027年1月9日(土)に入試を設定しています。つまり、第一志望校を考えるうえで「1月9日にどこを受けるか」が大きな分岐点になります。

ただし、日大三島・加藤学園暁秀には1月23日の入試があり、不二聖心には1月11日と2月3日、星陵には1月10日の試験もあります。日程だけを見れば受験機会は複数ありますが、選抜区分や試験内容が同じとは限りません。

「別日程がある=同じ準備で受けられる」とは限らないことが、一覧を読む最初のポイントです。

4校の違いは「何を見られる入試か」

不二聖心女子学院:学力型だけでなく、表現力を見る入口も

不二聖心女子学院は、募集定員76人の女子校です。

1月9日には、国語・算数・英語から2科目を選ぶ方式や、国語・算数・理科・社会の4科方式などが示されています。自己紹介シートや親子面接を含む区分もあります。

さらに1月11日には、芸術・自然科学・グローバルの各分野に関するプレゼンテーションと質疑応答を行う方式を設定。2月3日にも、1科目選択の学力検査と親子面接による入試があります。

知識だけでなく、「自分の興味をどう伝えるか」「質問にどう答えるか」まで含めて準備したい学校です。

日本大学三島:作文・面接まで含めた総合型の準備が必要

日本大学三島は、募集定員60人の共学校です。

1月9日と1月23日の試験は、国語・算数・作文・面接。2科目の学力対策だけでなく、短時間で考えをまとめる作文練習や、面接で自分の言葉で話す準備も重要になります。

1月11日には、国語・算数の2教科型と、国語・算数・理科・社会の4教科型が示されています。同じ学校でも日程によって検査内容が異なるため、どの方式を選ぶかを早めに決めておきたいところです。

加藤学園暁秀:コース選択が受験科目に直結

加藤学園暁秀は、東部4校で最も募集定員が多い120人の共学校です。

1月9日の一般選抜では、中高一貫コースが国語・算数・保護者同伴面接、バイリンガルコースが国語・Mathematic・English・保護者同伴面接です。

1月23日の特別選抜は、国語・算数・英語と保護者同伴面接。特にバイリンガルコースを考える場合は、単に「英語も勉強する」のではなく、英語で算数を扱う準備まで視野に入ります。

学校選びとコース選びを別々に考えず、希望コースから逆算して受験勉強を組み立てる必要があります。

星陵:2科型・4科型を選べる

星陵は、募集定員60人の共学校です。

試験は1月9日・10日に設定され、**2科型(国語・算数)**と、**4科型(国語・算数に加え、理科・社会・英語から2科目を選択)**があります。どちらの方式にも書類と面接があります。

得意科目を生かして受け方を選べる一方、面接や提出書類も評価材料になります。「何科目受けるか」だけでなく、日頃の活動や志望理由も整理しておきたい入試です。

3つの受験戦略

1.第一志望は「1月9日」で考える

4校すべてが1月9日に試験を置いているため、まずはこの日の受験校を決めることが軸になります。通学時間、学校の教育方針、希望コース、試験科目を合わせて検討しましょう。

2.早めに「受け方」を決める

国語・算数の2科型で受けるのか、4科型にするのか、英語を生かすのか、作文やプレゼン型を選ぶのか。方式によって必要な準備が変わります。

秋以降に迷い続けるより、学校説明会や入試説明会を活用し、夏から秋にかけて受験方式を絞り込むのが現実的です。

3.面接は「直前だけ」では足りない

東部4校はいずれも、選抜区分によって面接・親子面接・書類評価を取り入れています。

志望理由、入学後にやりたいこと、小学校で頑張ったことを、暗記した文章ではなく自分の言葉で話せるようにしておきましょう。保護者同伴面接がある学校では、家庭内で教育方針を共有しておくことも大切です。

私立中学校選びでは、偏差値や学校名だけでなく、「どんな力を見てもらえる入試なのか」を確認することが大切です。お子さまの得意なこと、将来やってみたいこと、6年間を過ごしたい環境を親子で話しながら、相性のよい学校と受験方式を探していきましょう。

その他学習・進学情報が知りたい場合は以下アドレスまでご連絡いただきご相談を承ることも可能です。

tst.0225@gmail.com                                          ※表題に長泉ジャーナルと入れてご連絡ください。